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中々上達しないスペイン語

スペイン語で見るジブリ映画。あの名言は何て言う?

Netflixでは日本、アメリカ、カナダ以外の国で2020年2月からジブリ映画の配信が始まりました。ジブリの名言は数多くありますが、スペイン語ではどうように翻訳されているでしょうか。

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 Netflixで見られるジブリ作品

2020年6月現在、Netflixで見られるジブリ作品は以下の通りです。

・風と谷のナウシカ Nausicaä del Velle Viento (1984)

天空の城ラピュタ EL castillo en el cielo (1986)

となりのトトロ Mi vecino Totoro (1988)

火垂るの墓 La Tumba de Las Luciérnagas (1988)

魔女の宅急便 Nicky,la aprendiz de bruja (1989)

おもひでぽろぽろ Recuerdos del ayer (1991)

紅の豚 Porco Rosso (1992)

海がきこえる Puedo escughar el mar (1993)

平成狸合戦ぽんぽこ Pompoko (1994)

耳をすませば Susurros del corazón(1995)

もののけ姫 La princesa Mononoke (1997)

・となりの山田君 Mis vecinos los Yamada (1999)

千と千尋の神隠し El viaje de Chihiro (2001)

猫の恩返し Haru en el reino de los gatos (2002)

ハウルの動く城 El castillo ambulante(2004)

ゲド戦記 Cuentos de Tettamar (2006)

崖の上のポニョ Ponyo en el acantilado (2008)

借りぐらしのアリエッティ Arrietty y el mundo de los diminutos (2010)

コクリコ坂から La colina de las amapolas (2011)

風立ちぬ El viento se levanta (2013)

かぐや姫の物語 EL cuento de la princesa Kaguya (2013)

思い出のマーニー El recuerdo de Marnie (2014)

 *作品の公開順にスペイン語タイトルも合わせて記載してみました。

 

スペイン語で言ってみよう

ジブリ作品といえばファンでなくても知っている名台詞の数々。スペイン語で何といっているかいくつか紹介していきます。

始めに言っておきますが、「バルス!」はスペイン語訛りですがそのままです。

ジブリ作品に限った事ではないのですが外国映画がスペイン語に翻訳される場合、スペイン語吹替の内容とスペイン語字幕では全く違う表現になっています。結構違いがあって面白いので両方載せておきます。

 

1「お前んち、お化け屋敷ー!」

吹替「¡Oye! No lo sabes estás viviendo una casa encantada(やーい、お化け屋敷に住んでること知らないんだな)」

字幕「Oye Tu casa está encantada(やーい、お前の家お化け屋敷)」

 

2 「私このパイ嫌いなのよね。」

吹替「No me gusta este pastel(私はこのパイが好きじゃない)」

字幕「Odio las estúpidas tartas de mi abuela(おばあちゃんのくだらないパイ大嫌い)」

  字幕は言い方きつすぎない…?

 

3「人がごみのようだ。」

吹替「Esa gente como basura viendo(人がごみのように見える)」

字幕「Morid como insectos(虫けらのように死ね)」

 ムスカって独特のすかした感じがする喋りかたをするけど、スペイン語でもそうなのかは不明…。ネイティブに質問してみたい。  

 

4「40秒で支度しな!」

吹替「Tienes 40 segundos(40秒あるよ)」

字幕「Salimos en 40 segundos(あと40秒で出発だ)」

 

5「黙れ小僧!」

吹替「¡Silencio,callate muchacho!(黙れ、黙れ小僧)」

字幕「Silencio muchacho(黙れ小僧)」

 スペイン語は類似語を繰り返して意味を強調することが多い。Muchachoは主に成人していない若い男の子の呼びかけに使う言葉。モロがアシタカを頼りない存在と思っているのが分かる。

 

6「飛ばない豚はただの豚さ。」

吹替「Un cerdo que no vuela solo es un cerdo(飛ばない豚はだだの豚)」

字幕「un cerdo debe volar(豚は飛ばなくてはならない)」

以上、 誰もが知る6つの名言(迷言?)です。

このセリフが出てくる映画は子どもの頃から何度も繰り返し見ているので話しの流れが分かっているし、吹替の全てが分からなくても会話内容が予測できるので退屈せずに見ることが出来ました。作品によっては簡単な日常会話ばかりなのでリスニングにはピッタリだど思います。日本のNetflixでは配信されていないのが残念です。

 

ジブリドラえもんに負ける

私のシェアメイトは特に日本の文化に興味がある人ではないので、ジブリ映画のことは知りませんでした。

日本ではジブリ映画はとても人気があって、子どもの時から何度も繰り返し見ている人が多いことを説明したらとてもびっくりしていました。

私にとってもジブリ”アニメ”のカテゴリーではなかったのですが、「アニメを大人が見るのも不思議。」と言っていたので、海外目線で見ると大人もアニメを見る日本はオタク文化が強く見えるのかもしれません。

そんな彼女でも子どもの頃に見たドラえもんセーラームーンは知っていました。

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「He pasado por momento algo difícil,pero me gusta mucho esta ciudad」

「落ち込むこともあるけれど、私この街が好きです。」魔女の宅急便、キキのセリフです。住むところと仕事を見つけて1年間過ごす魔女修行はワーホリと似ているなと思いました。ワーホリ生活を満喫できる日は来るのだろうか…。