毎日 AY AY AY

中々上達しないスペイン語

ワーホリ終了まで3か月にしてスペイン語がどんどん下手になっている問題。

時間が過ぎるのがすごく早く感じるこの頃。ブログの更新はしていませんでしたが、今も絶賛スペインワーホリ中です。いつのまにかワーホリ期間も残すところ3ヵ月になっていました。

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一人で過ごすバルセロナの夏

スペインにワーホリにきて、3月から始まったロックダウンで外出もままならなくなり、話相手はスペイン人のシェアメイトただ一人。

シェアメイトの誕生日にはスシを天ぷらをつくってみたり、時間がある時はお互いにご飯を作ってあげて一緒に食べたり、お互いの事について話しもたくさんしました。

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 私のスペイン語が上手くなっていると言ってくれますが、彼女の”私のつたないスペイン語から言いたいことを理解する能力”が上がったことは言うまでもありません。

そんな彼女ですが、7月~8月末までの2か月間は家を空けていました。

2ヶ月のバケーションだった訳ではなく、出身地であるバスクに叔父さんが普段使わない別宅を持っていて、そこに滞在して仕事をしていました。コロナ以前から在宅ワーカーだったので普通に忙しかったそうです。

実は7月にその家に遊びに行ってきたのですが、スペイン北部にあるバスクはそれほど暑くないし、海も家から徒歩5分。少し不便な場所にあったのですが、夏の間にゆっくり過ごすにはとてもいい所でした。

そんな訳で、まったく予期せずに2か月間バルセロナで一人暮らしをすることになったのですが、1人暮らしはとっても快適でした。

彼女は同年代だし落ち着いた性格なので、一緒に生活していて不快なことはもちろんないのですが、例えば「キッチンの片付けあとでいいや。」とか、暑いので裸でうろうろするとか、人に気を使う必要がないというのはやっぱり楽です。

しかし、ここで問題となったのが”誰とも(直接)話さない”ということ…。

私はスペインに友達があまりいません

コロナ渦でイベントなども中止されているので人と知り合う機会が少ないし、そもそもこの状況で新しい人と出会うことにあまり積極的な気分にはなれません。

近場の外出はちょくちょくしていましたが、何となくやる気が起きないので家で過ごすことが多かったです。エアコンのない家にいると暑さで更にやる気を失う悪循環に陥って、せっかくの夏はいつの間にか終わりを告げていました。

 残念ですが、今年の夏は誰もが消化不良で終了したと思うので、今年なりの過ごし方をしたと言ってもいいのかもしれませんね。

 

バルセロナで日本語の先生になる

あまり外出出来なかった理由は、単にやる気がなかっただけではありません。

実は、6月からオンラインで日本語の先生(チューター)を始めました。

比較的ゆとりある軍資金をもってスペインにやってきましたが、さすがに1年間無収入で生活出来るほどのものでもなく、働きたくてもスペインには仕事はありません。

苦肉の策で始めたオンラインの日本語チューターですが、初めてみると結構楽しくてありがたいことに事にたくさんの生徒さんからリクエストを貰えるようになりました。

さすがに生活費の全てを稼ぐことは出来ませんが、収入があることは精神衛生上とても重要だなと思います。

私はItalkiで先生(チューター)をしています。

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 世界中にいる生徒さん達と話すことで得る情報や知識がとても多く、フィジカルでのコミュニケーションはかなり少なかったのですが、毎日誰かしら生徒さんと話をしていたので寂しさをあまり感じませんでした。*むしろおしゃべりな人間じゃないので、これだけでお腹いっぱい。

日本語学習のモチベーションの高い生徒さんと話しているとこちらも感化されくるので、その点もとてもいいなと思います。

私は日本語の先生をしているので、生徒さんとの会話は基本日本語。

スペイン語で会話することがほとんどなかったのに対して、この3ヵ月間は平均して毎日2~3時間はレッスンで日本語を話していました。

スペイン語を話す生徒さんも多いので、説明するときはスペイン語を使うこともあるのですが、久しぶりに話すと言葉に詰まってしまい結構焦ります…。

 最近はスペイン語の勉強を再開しましたが、やっぱり座学というよりは会話の練習が必要なので、自分もItalkiで生徒側としてスペイン語のレッスンをするべきなのかもしれません。

www.italki.com

 

スペイン語、話さなければ忘れます

 俳句みたいになってますが、冗談ではなくて本当の話。

 スペイン語は現地学習”

このスタンスで、何度か中南米で長期滞在し語学学校に通いました。友達が増え、それに比例して語彙も増え、少しずつスペイン語は上達していきました。

込み入った内容を話すことはまだまだ出来ないし、スペイン語のレベルは一進一退を繰り返してきたのですが、勉強を完全に辞めなかったのは友達がいたおかげです。

自分がItalkiで日本語を教える様になって、片言で話す人の話を理解して会話することが重労働であることを理解したので、私の片言スペイン語に何時間も付き合ってくれた友達には感謝しかありません。

今も電話をしたりSNSなどで連絡を取っていますが、やっぱり離れていると時差もあるし機会はどうしても限られてしまいます。

最近は本当に頻出する単語を思い出せないことがあって、先日「疲れた。」というスペイン語が出てきませんでした。

きっとスペインに来てから半年くらい”疲れない生活”をしていたせいでしょう…。

さすがにこの出来事には自分でも引くほどびっくりしてしまい、何でもスペイン語で考えるように意識するようにしています。

 

ワーホリ終了まで3か月

まだまだあると思っていたワーホリ生活も、残すところ3ヵ月になっていました。

「今年は頑張って勉強するぞ。」と決意してワーホリに来たのに、勉強はさぼり気味だし、話すことがどんどん下手になっています。

スペインに来てから勉強しなおして文法や時制の理解、”読むこと、書くこと、聞くこと”は以前よりもよくなったと思います。

 でも肝心の”話すこと”はというと、進歩していないばかりか悪化傾向…

かと言って、残り3ヵ月のワーホリ期間は「積極的に外に出ていこう!」という気持ちにもなりません。

ここ2ヵ月の生活は…

Italkiで日本語を教える。

週に2回、日本語教室のお手伝いをする。

スペイン語のオンラインクラスを受ける。

週に1回シェアメイトとごはんを食べる。

特に最近はItalkiで日本語を教える生徒さんが固定されて、大体同じ曜日の同じ時間帯にクラスを希望する生徒さんが多いので何となく1週間の生活リズムが掴みやすくなりました。合間にスペイン語の勉強をしたり、ブログを書いたり、散歩したり、隠居した人みたいな生活を送っています。

バルセロナで生活している意味があるのかと言うと何とも言えないのですが、日本にいれば普通に週に5日ガツガツと働くだろうし、日本では出来ないかなりゆるい生活と思って結構気に入っています。

貯金は底をつきそうだし、不労所得だってないし、金銭面ではカツカツですが…。

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こんな感じでコロナ渦のワーホリは終了する予定です。

2週間前にスペイン人の友達と久しぶりにあったのですが、最初は分からなかった所は聞き返していたのですが、酒も入っていたので相手も早口になるし話も長いし、私も疲れてしまって最後は分からなくても聞き流してしまいました。

スペイン人との会話に慣れるには現地での生活が一番なので、数少ないスペイン人の友達とはたくさん話をしたいと思います。