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中々上達しないスペイン語

ワーホリにはお金が必要!出国前とバルセロナ生活2週間でかかった費用まとめ。

新生活は何かと物入り、それが海外で始める新生活となれば尚更です。ワーホリの準備やバルセロナ到着後約2週間でかかった費用についてまとめます。

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ワーホリ開始前

ワーホリ開始前に日本でかかる費用は、ビザの申請手続きにかかる費用やスペインまでの航空券などの必須の費用から、日本から持っていきたい嗜好品の買い足しなど個人的にかかる費用など多岐に渡ります。

【出国前にかかった費用】

ビザ発行代……1300円くらい+交通費

スペイン大使館までビザの申請と受け取りの2回は行かなくてはいけない。職場が近く定期があったため、交通費は数百円程度だった。

 ・健康診断書代……5000円

 完全に病院の言い値なので探せば安い所はあるが、即日発行してくれる近所のクリニックに依頼する。スペイン大使館指定の用紙にローマ字表記での記載が必須なため断られたり、1週間かかると言われることもあるため早めに準備した方がいい。

スペインまでの航空券……7万1720円

アシアナ航空で日本~バルセロナまでの片道航空券。バルセロナまでは直行便がなく乗り継ぎ必須。10時間越えの飛行後にヨーロッパで乗り継ぐよりも、元気なうちに韓国で乗り換ぐ方が良いと思ってアシアナ航空にした。

日本製品の買い足し……8万円くらい

 基礎化粧品と化粧品だけはいつも使っているものが使いたいので1年分ストックを持ってきた。あとは文房具と日本食を少し。

合計…16万円

以上が実際にかかった費用です。

地方在住の場合は、スペイン大使館へ行くための移動費や東京での滞在費が+数万円追加になるし、スペインへの航空券代や主要な空港への移動費が追加でかかってしまいます。

逆にスペインへの航空券は5万円台で購入出来るものもあったし、こだわりがなく何も日本から持っていかなくてもよいとなれば更に節約できます。

個人差がありますが、ワーホリ準備にかかる費用は最低で10万円あれば賄えると思います。

 

私は全て現地に到着後に決めようと日本での準備ははぼゼロで来ましたが、日本から語学学校や滞在先を決めていく場合は更に費用が必要です。

・語学学校週10時間3か月……900~1500ユーロ

・ホームステイ3か月……2400ユーロ以上

語学学校とホームステイ3か月合わせて日本円で50万円前後。バルセロナの相場は大体このくらいです。

大金ですが、現地到着から3か月間は大きな出費もなく集中して勉強出来る環境になるので、安心料込の滞在費と思えば妥当な金額ではないでしょうか。

 ・ワーホリ準備費用……10万円

3か月語学学校とホームステイ……50万円

 合計…60万円

 日本から語学学校と滞在先まで決めていく場合は約60万円は必要と見積もっておくといいでしょう。

その他に、海外保険に加入する場合は1年で15~20万円別途かかります。

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ワーホリ開始後

 私は1週間分だけホステルを予約して、他は何も決めずにバルセロナに来ました。

当然ですが、ホステルに滞在するにも食事をするにも全ての事にお金がかかります。この2週間で生活の基盤を作ったため、それに伴う費用がかさみました。

【ワーホリ開始2週間でかかった費用】

 ・ホステル9泊……189ユーロ

 ・ピソのデポジット……500ユーロ(*退去時に返却)

・入居から月末までの家賃…200ユーロ

・翌月の家賃(光熱費込み)……550ユーロ

・食費(外食費含めて)……80ユーロ

・語学学校授業料……305ユーロ

SIMカード……10ユーロ

・交通費……11ユーロ

・その他雑費……100ユーロ

合計…1945ユーロ(23万3400円) 

*1ユーロ=120円で計算していますが、カード手数料など含めたらもう少しかかっているはず…。改めて計算するとかなりお金使っていますね…。

これは1月14日~2月3日に使った費用の概算です。

ピソが決まるまでに滞在したホステルは一泊21ユーロだったので、ホステルとしては少し高めです。今のピソの家賃も高めなので、ここら辺を削れば300ユーロくらいは安く済むと思います。

日本で新生活を始めることと比べると格安ですが、それでも結構な金額です。

 

ワーホリ2週間までの全費用

ワーホリ開始前…16万円

ワーホリ開始2週間…23万3400円

合計…約40万円

私はかなり費用を抑えた方法でワーホリを開始したつもりでしたが、それでも合わせて約40万円になってしまいました。*この中にはデポジット500ユーロが含まれています。返却されますが、それまでは使えるお金ではないので一緒に計算しています。

 もう少し切り詰められる所はあったとは思いますが、無駄遣いせず我慢せずの生活をするとなると誰でもこのくらいになってしまうと思います。 

 

 ビザ申請で提出する残高証明

 ワーホリ申請時には残高証明を提出し、経済能力を証明する必要があります。

これは生活苦による違法労働をさせないために、現地で数か月間の滞在費を補うだけの貯金があることを確認するためです。

スペインワーホリの場合は…

”3か月の滞在費に当たる1614ユーロ(約20万円)以上の貯金”を求められます。

どういう計算でこの金額になったのかは不明ですが、恐らく同年代のスペイン人の平均的な生活費から概算が出されているものと思われます。

この金額については、「滞在費が安い!」と楽観的に考えるべきではありません。

実際に、私はワーホリ開始から2週間で約2000ユーロ支払っています。節約を心がけてはいませんが、この金額は法外ではありません。

 スペインは経済状況が悪く、給料が低いです。

若年層の失業率は高く、フルタイムの仕事についていたとしてもお給料が1000ユーロ以下と言う人もざら。そのお給料で生活するしかないため必然的に生活費は低くなるのです。

その一方で物価は日本と大きく変わりません。食料品は安いので食費は安く済みますが、家賃や外食費も高いです。

日本で十分な貯金が出来なかったら、スペインや近隣の国への旅行が出来ないどころか、日本にいる時よりも生活レベルを下げないと 暮らせない可能性まであります。

現地を楽しむためには余裕をもってしっかり日本で貯金してくるべきです。

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出稼ぎ目的でリゾート地や農場で働くためにワーホリをする人もいますが、スペインではまず不可能だし、そういった生活をしているだけではその国の文化や生活を知ることは難しいです。日本で出来る最も重要な準備は語学の勉強よりも貯金だと思います。生活を楽しむにはどこにいてもお金が必要で、ある程度のことはお金で解決出来るからです。

コロナの影響でワーホリを中止した人もいると思いますが、今はしっかり準備をする期間と思って貯金に励むのも準備の一つだと思います。