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中々上達しないスペイン語

バルセロナでピソ探し。意外と簡単【idealista】の注意点と確認すべきこと。

ワーホリや留学をする上で必要になる家の確保。スペインではアパートのことをピソと呼びます。このピソ探し、難航するとの前情報を得てバルセロナに到着したのですが、思った以上にすんなりと今のピソに引っ越しが決まりました。

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ピソ探しは現地で

私は「家を決めるのは見てから!」と決めていたので、ホステルを1週間分だけ予約して2020年1月14日にバルセロナに到着しました。

地区の雰囲気を確認したり、写真と実際の家の雰囲気が違うことは家探しあるあるです。ワーホリや留学などで一人でバルセロナに来た場合はシェアハウスに住むことが多いと思うのですが、シェアメイトとの相性も大切な確認事項になります。

こういった所は実際に見てみないと判断できないので、現地到着後に住む場所を探すことをおすすめします。

現地到着直後にスペイン語もしくは英語でのやり取りが不安な場合は、日本人コミュニティのサイトを探したり、語学学校の寮やホームステイ制度があれば初めのうちは利用して、後日慣れた頃にピソ探しをするのもいいと思います。 

日本人コミュニティサイト

ジモモバルセロナ

ESJAPÓN.com

 

ピソ探しと言えば idealista

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スペインでピソ探し、まず初めに見るのがこちら。

idealista

このサイトのいい所は物件の数が多い点です。

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地図上の色が濃くなっている所がバルセロナ。これを見ると市内に5,291件のシェア物件があります。

ここから更に、地区や家賃、喫煙の有無、ベッドのタイプ、シェアメイトの数などフィルターにかけて検索することが出来ます。

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 フィルターをかけて検索すると、該当した物件が出てきます。

物件の説明文と写真を見て気になる物件をいくつかピックアップしたら、内覧したい旨を家主に連絡します。

画像では消してありますが、電話のマークのとなりに電話番号が記載されています。idealistaにはメール機能がありますが、記載してある電話番号に直接WHATSAPPでメッセージを送信する方が確実です。

返信が来ないことも見越して複数件の物件にメッセージを送った方が内覧できる可能性が上がります。

内覧の希望のメッセージは、

・idealistaで見て興味を持ったこと。

・簡単な自己紹介。

・どのくらい住みたいか。

・内覧の希望

 についてスペイン語で書いて送信します。

メッセージの返信が来たら、「何日の何時頃に来れる?」と家主の都合のいい日に家に来れるか聞かれるため、自分の都合が合えばその日で内覧が決まります。

大体は内覧まで数日空くと思うのですが、自分の内覧日までに他の人に決まってしまい連絡がないこともあるため、内覧日当日に「約束の時間に行きます。」と一報入れておいた方がいいです。

 

5日で終了したピソ探し

バルセロナに到着して3日後、早速idealistaでピソ探しを始めました。

私の希望は…

・【絶対】禁煙

・【絶対】ダブルベッド

・【絶対】勉強するため部屋に机がある

・シェアメイトは多くて3人まで(男女問わず)

・光熱費込みで月450~500ユーロまで

まだバルセロナの土地勘が全くなかったので、地区にはこだわらずに3つの譲れない条件をフィルターをかけて2週間前までに掲載された物件を検索すると約40件のピソががありました。ピソの写真や詳細から更に候補を絞って、内覧に行こうかと思った物件は3件。

2件にWHATSAPPして、どちらともすぐに返信がありました。連絡をしたのが金曜の夕方だったのですが、土日の昼頃にそれぞれ内覧に行くことが決まりました。

 

内覧1件目

ピソはサグラダファミリアの近く。33歳の家主のスペイン人女性と週2日だけ泊まるシェアメイトの3人シェア。リフォームされていない古いピソなのですがどこも綺麗に掃除されていて住むには問題なさそう。部屋は日当たり抜群。でも予算オーバー。

 内覧2件目

バルセロナ大学病院の近くのピソ。40代カップルと高校生の息子と4人シェア。ピソは広くて全てがリフォームされており、とてもモダンで住みやすそう。リビングは広くて居心地が良いが部屋は内向きな小さい窓のみで薄暗い。予算以内。

 

家主はどちらもいい人で、相手も人柄を確認するためが20分程自己紹介やバルセロナで何をするのかなどについて話しました。

自分が住むことになる部屋単体で考えると1件目のピソの方が広くて良かったのですが、2件目はピソ全体が広くて家賃も50ユーロも安かったので2件目のピソがいいなと思いました。まだ内覧希望者がいるというので住みたいと猛アピール。しかし、健闘空しく翌日に他の人にしたとの連絡がありました。

1件目のピソの家主は内覧後すぐに私と住みたいと言ってくれたのですが、2件目のピソの結果がわかるまで待ってもらっていました。予算オーバーだったのですが、悩んだ末に、彼女のピソに住むことを決め連絡しました。

そして翌日またピソに出向き、デポジットと月末までの家賃を渡してピソのカギを貰いました。

 

ピソの内覧で確認した方がいいこと

家賃に光熱費が含まれるかや喫煙の有無などはidealistaで物件を探す段階で分かるのですが、細かい所は記載されていない場合も多いです。ピソに住み始めてから「こんなはずじゃなかった!」とならないために、疑問点は内覧時に確認するようにしましょう。

【”絶対”に確認した方がいいこと】

部屋の陽当り

洗濯を干す場所

・Empadronamiento(住民登録)出来るか。

・冷暖房の有無、使用の制限はあるか。

・トイレットペーパーや洗剤等の雑費の管理はどうしているか。

・自室の入口に鍵はあるか。

・清掃サービスがない場合は掃除をどうしているか。

・最低居住日数と退去の何日前までに伝えればいいか。

・契約書を貰えるか。(*お互いのサインがあればちゃんとした形式でなくてもよい。)

 

 【確認した方がいいこと】

・シェアメイトの生活リズム。

・自分の部屋の位置。(*共有スペースが近いと音が気になる。)

・ベッドの寝心地。(*マットレスがへたっている場合がある。)

・キッチンやバスルームの収納スペースは十分か。

・共有スペースに私物が置かれていないか。

・ハウスルースはあるか。

 

内覧時に会って話をすればその人のおおよその性格は分かると思います。ですがシェアメイトが多いピソだとシェアメイト全員と会うことは難しいので、ピソ内の雰囲気をしっかり観察した方がいいです。共有スペースが整理整頓されていれば常識的な人が多いでしょう。

 

ピソ周辺の環境も内覧時に確認しておきましょう。

・最寄りのメトロやバス停の距離。

・スーパーやメルカドはあるか。

・ナイトバスの停留所が近くにあるか。

・ゴミ捨てボックスは近くにあるか。

・住民はどんな人が多いか。

 内覧の前後にピソ周囲を歩いて自分の目で見て確認することをおすすめします。

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他人と一緒に住むことになるシェアハウスでは、ある程度の寛容さを持って生活すること心得なくてはいけません。しかし、自分の家でもあるのに我慢ばかりでは毎日の生活がストレスになってしまうので、快適な生活を送るためにも納得出来るピソが見つかるまで頑張って探したいところです。

 今のピソはすごく居心地がよく、着いてすぐにピソへの引っ越しが決まったことはとても幸運でした。もしまた引っ越しをすることになったらその時はゆっくり探そうと思います。